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岩手を語る際に無視できないのは、広大な面積であると澤田氏は言う。
「47都道府県で北海道に次ぐ2位の大きさです。本州でトップで、四国4県分の面積がありますから。おのずと背の高い人とか、多種多様な人間がいるわけです。沿岸部と内陸部では文化も異なり、方言もいろいろですからね」
偉人が続々と出る土地柄でもある。総理大臣は1位の山口県、2位の東京都に続き、3位の4人を輩出している点も興味深い。
「斎藤実、原敬、米内光政、鈴木善幸の4人ですね。いずれも帝大卒などではなく、必死に実績を積み上げて上り詰めたという共通項があります。岩手は明治維新の際に、新政府軍に反発した賊軍と呼ばれ、苦難の道を歩みました。だからこそ勤勉に真面目に頑張るしかないという風土が確かにあります。それは今の若者の中にも生きているのかなと思いますね」
佐々木が住む大船渡は沿岸部に位置するだけに、食生活の面でも大きいという。
「サンマ、イワシの漁場ですし、大船渡はワカメが自慢です。魚介類が低廉な値段で手に入りますし、海のミネラルをたくさん吸収できる。丈夫な子供たちが多いというのはありますね」
高校野球の現場に流れる空気も、大器がのびのびと育つ要因かもしれない。
「大谷君というスターがいたときも、花巻東は彼だけを光らせるのではなく、佐々木洋監督は『みんなで勝つんだ』というチームづくりをしていた。雄星君の時もそうです。チームで勝つんだという育て方をする指導者が多いと思います」
盛岡大付は「打倒・雄星」を目指して打撃力に磨きをかけ続けた結果、12年夏の岩手県大会決勝で大谷を攻略。甲子園出場を阻止した。昨秋の岩手県大会準決勝では佐々木に10安打を浴びせ7得点を挙げて勝利。打撃マシンを最速172キロに設定して鍛錬する打線は今春のセンバツでも輝きを見せた。
「すごい投手の存在で各校の打者も頑張り、切磋琢磨(せっさたくま)して岩手のレベルアップにつながっています。ウチの選手も佐々木君を打たなければ甲子園はないと思って今、練習に励んでいますので、夏の大会に期待したいですね」
「47都道府県で北海道に次ぐ2位の大きさです。本州でトップで、四国4県分の面積がありますから。おのずと背の高い人とか、多種多様な人間がいるわけです。沿岸部と内陸部では文化も異なり、方言もいろいろですからね」
偉人が続々と出る土地柄でもある。総理大臣は1位の山口県、2位の東京都に続き、3位の4人を輩出している点も興味深い。
「斎藤実、原敬、米内光政、鈴木善幸の4人ですね。いずれも帝大卒などではなく、必死に実績を積み上げて上り詰めたという共通項があります。岩手は明治維新の際に、新政府軍に反発した賊軍と呼ばれ、苦難の道を歩みました。だからこそ勤勉に真面目に頑張るしかないという風土が確かにあります。それは今の若者の中にも生きているのかなと思いますね」
佐々木が住む大船渡は沿岸部に位置するだけに、食生活の面でも大きいという。
「サンマ、イワシの漁場ですし、大船渡はワカメが自慢です。魚介類が低廉な値段で手に入りますし、海のミネラルをたくさん吸収できる。丈夫な子供たちが多いというのはありますね」
高校野球の現場に流れる空気も、大器がのびのびと育つ要因かもしれない。
「大谷君というスターがいたときも、花巻東は彼だけを光らせるのではなく、佐々木洋監督は『みんなで勝つんだ』というチームづくりをしていた。雄星君の時もそうです。チームで勝つんだという育て方をする指導者が多いと思います」
盛岡大付は「打倒・雄星」を目指して打撃力に磨きをかけ続けた結果、12年夏の岩手県大会決勝で大谷を攻略。甲子園出場を阻止した。昨秋の岩手県大会準決勝では佐々木に10安打を浴びせ7得点を挙げて勝利。打撃マシンを最速172キロに設定して鍛錬する打線は今春のセンバツでも輝きを見せた。
「すごい投手の存在で各校の打者も頑張り、切磋琢磨(せっさたくま)して岩手のレベルアップにつながっています。ウチの選手も佐々木君を打たなければ甲子園はないと思って今、練習に励んでいますので、夏の大会に期待したいですね」
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2019年4月18日 17:21 ✒️サトペディア
高校野球の甲子園大会で春夏合わせて計7度の全国制覇を誇る大阪・PL学園硬式野球部のOBらが、11月9、10日に甲子園球場(兵庫県西宮市)で開かれる「マスターズ甲子園」への出場を目指してチームを結成し、話題を集めている。
21日に初戦を迎える大阪府予選の登録メンバーには、OB会長の桑田真澄氏(51)をはじめ、1987年春夏連覇メンバーの立浪和義氏(49)や片岡篤史氏(49)らプロでも活躍した名選手が名を連ねる。学園を経営するPL教団の方針により、高校の野球部自体は休部中。OBらの活躍を名門復活の足がかりにできるか。(嶋田知加子)
変わらぬ存在感
PL学園のOBらがマスターズ甲子園への挑戦を正式に表明したのは昨秋。最初は周知が足りなかったが、今年1月に新会長となった桑田氏がOB総会で呼びかけるなどし、既に100人近くが登録メンバーとなっている。
「僕がOB会長に就任するときに話をいただいていた。みなさんに相談したところ、やってみようかということになって、盛り上がって集結した」と桑田氏。胸に「PL GAKUEN」の文字が入ったユニホームも新調し、練習試合を重ねて準備してきた。
往年の力を示すように練習試合は大差をつけて5戦5勝。対戦相手にとっても豪華メンバーのPL学園と試合を行うのは格別なようで、4月13日に大阪府大東市内のグラウンドで2試合を戦った関西創価のOBらは「同じグラウンドでプレーできたのは感動」「伝統のユニホームは全盛期と変わらない威圧感があった」などと感想を話した。
名門野球部復活へ
監督を務めるのは桑田氏や清原和博氏(51)の1年先輩の清水哲氏(53)。プロを目指しながら試合中の事故で頸椎(けいつい)を損傷した清水氏は車いすで指揮を執り「伝統あるチームだし、恥ずかしいプレーはできない。しっかり守って攻撃につなげるPLの野球を前面に出し、強さをアピールしたい」と強調する。
その先にあるのは、野球部復活への思いだ。大会を主催する全国高校野球OBクラブ連合の理事長で神戸大学大学院の長ヶ原(ちょうがはら)誠教授は「マスターズ世代は恩返しをしたい思いがある。高校時代に野球をやってきたから、この年齢になっても楽しめるというのを現役の球児に伝えたい気持ちが強い」と説明する。
甲子園で名勝負を繰り広げてきたPL学園の野球部は不祥事や監督の後継問題もあって、2016年夏に休部した。「(活動再開に向けて)自分たちでできる限りの準備をしたい」と桑田氏。チームのまとめ役などを務める宮川武治氏(52)は「挑戦をきっかけに注目されることで、野球界全体の盛り上がりへとつながれば…」と期待する。
OBクラブ連合の加盟校は現在41都道府県の660校。年々増えており、「PL学園効果は間違いなくある。他の名門校にもOBチームができれば」と長ヶ原教授。「高校野球の聖地」を目指す思いに年齢は関係ない。
◇
【用語解説】マスターズ甲子園
元高校球児が出身校別に世代や球歴を超えてチームを結成し甲子園球場でのプレーを目指す大会。2004年に第1回が行われ、今年で16回目。抽選で参加する都道府県を決めた上で各予選を実施し、計16チームが出場できる。32チームで争う大阪府予選は4月21日に始まり、代表決定戦は8月31日。PL学園は、みなと堺グリーンひろば硬式野球場(堺市)での初戦で東淀川と対戦する。5月12日の2回戦に進めば、桑田氏も駆けつける予定。「三回までは34歳以下、四回以降は35歳以上」(本大会)-などの特別ルールが設けられている。
日本の文化として強く根付いているプロ野球。一時期よりも地上波での放送こそ減ったが、BS放送やラジオ、そして「スカパー!」に「DAZN(ダゾーン)」と、試合を観る方法、手段は、ひと昔前よりも格段に増えただろう。球場での生観戦が最高ではあることに変わりはないが、それと同時にテレビ観戦においては、映像機器、データ活用の発展などにより、その面白さは増している。
そこで重要かつ鍵を握るのが解説者の存在だ。アナウンサーが試合を実況する傍ら、識者としての目線でプレーを分析し、見ている我々に説明する。解説者の「語り」なくしては、現在の中継は成り立たない。では、誰が最も聞きやすいのだろうか。
真っ先に名前が挙がるのが、江川卓氏である。現役時代に「昭和の怪物」と言われ、プロ入りした経緯で“アンチ”も多く存在したが、引退後は独自の野球理論でプレーを分析し、巨人以外のプロ野球ファンを唸らせてきた。特に投手のその日の調子を見抜く力に長け、奢ることなく丁寧かつ冷静に、そして力強い“解説”は、プロフェッショナルさを感じさせる。引退後の1988年から現在まで解説者としてテレビ出演を重ねて来ており、その経験値の高さで、観る側を楽しませる工夫にも長けている。全国的にはまだまだ巨人ファンの数も多く、「解説=江川」だから観るというファンも少なくない。
巨人OBでは、桑田真澄氏の評判も高い。頭脳的で投球術に長けた現役時代と同様に、卓越した分析力で打者心理、投手心理をわかりやすく説明。その語り口調は非常に柔らかく、視聴者側が試合中に何度も「なるほど」と頷ける解説だと言える。ワードセンスも秀逸で、東京ドームの左中間&右中間に飛び込む「ドームラン」を広めたのも桑田氏である。
一定の年齢以上の男性ファンから人気なのが、やはり野村克也氏である。選手、監督時代の実績は随一で、「野村節」、「ノムさん語録」は聞いているだけで面白い。ただ、「聞きやすい」かと問われれば、ややクセが強い。その意味では、野村ID野球の申し子である古田敦也氏の方が語り口はなめらかだ。捕手、監督を務めた経験があり、プレーを全角度、方面から語れるのが強み。聞き取りやすい声と人当たりの良さで、代表戦などでの解説経験もあってすっかり“公的な解説者”として定着した感じがある。特に女性ファンなどが古田氏の解説を支持する声を聞く。
古田氏と同じ捕手出身者として露出を増やしているのが、里崎智也氏だ。現役時代から物怖じしない明るいキャラクターで人気が高く、引退ライブはもはや伝説。引退後は、そこにバッテリーの配球面を中心とした確かな分析力を加え、辛口ながら分かりやすい解説で人気を高めている。これまでの常識、定説に疑問を投げかけて大胆に打ち破るスタイルは、刺激的で面白い。
その他、根強い人気を誇るのが、立浪和義氏だろう。端正なマスクと爽やかな語り口、そして現役時代に培ってきた確かな野球力で選手を評価し、打撃面だけでなく、守備面や走塁面での解説も非常に納得できる。同じく内野手として活躍した仁志敏久氏も、現役時代から発揮して来た高い野球力を解説者としても披露し、その分析力は非常に的確で分かりやすい。若年代の侍ジャパン代表監督も務めており、その経験も「伝え手」として活きているのだろう。
ただ「面白い」と感じる基準は人それぞれ。解説の節々で「技術より気合、精神力」を訴える川藤幸三氏の解説は、威勢が良く、聞いている者を楽しくさせる。同じく福本豊氏の擬音語を連発しながらも自然体な解説も、時に笑えるほど楽しい。例えば居酒屋で「酒を飲みながら」試合を見る際には、小難しい話よりも、よっぽど“聞きやすい”と言えるだろう。
もうすぐ「令和」の時代を迎えるが、プロ野球の解説者も「昭和的な」と「平成的な」に分かれ、それぞれの楽しみ方がある。これから「令和的な」解説を作り上げ、新たな“楽しさ”を視聴者に届けてもらいたい。
そこで重要かつ鍵を握るのが解説者の存在だ。アナウンサーが試合を実況する傍ら、識者としての目線でプレーを分析し、見ている我々に説明する。解説者の「語り」なくしては、現在の中継は成り立たない。では、誰が最も聞きやすいのだろうか。
真っ先に名前が挙がるのが、江川卓氏である。現役時代に「昭和の怪物」と言われ、プロ入りした経緯で“アンチ”も多く存在したが、引退後は独自の野球理論でプレーを分析し、巨人以外のプロ野球ファンを唸らせてきた。特に投手のその日の調子を見抜く力に長け、奢ることなく丁寧かつ冷静に、そして力強い“解説”は、プロフェッショナルさを感じさせる。引退後の1988年から現在まで解説者としてテレビ出演を重ねて来ており、その経験値の高さで、観る側を楽しませる工夫にも長けている。全国的にはまだまだ巨人ファンの数も多く、「解説=江川」だから観るというファンも少なくない。
巨人OBでは、桑田真澄氏の評判も高い。頭脳的で投球術に長けた現役時代と同様に、卓越した分析力で打者心理、投手心理をわかりやすく説明。その語り口調は非常に柔らかく、視聴者側が試合中に何度も「なるほど」と頷ける解説だと言える。ワードセンスも秀逸で、東京ドームの左中間&右中間に飛び込む「ドームラン」を広めたのも桑田氏である。
一定の年齢以上の男性ファンから人気なのが、やはり野村克也氏である。選手、監督時代の実績は随一で、「野村節」、「ノムさん語録」は聞いているだけで面白い。ただ、「聞きやすい」かと問われれば、ややクセが強い。その意味では、野村ID野球の申し子である古田敦也氏の方が語り口はなめらかだ。捕手、監督を務めた経験があり、プレーを全角度、方面から語れるのが強み。聞き取りやすい声と人当たりの良さで、代表戦などでの解説経験もあってすっかり“公的な解説者”として定着した感じがある。特に女性ファンなどが古田氏の解説を支持する声を聞く。
古田氏と同じ捕手出身者として露出を増やしているのが、里崎智也氏だ。現役時代から物怖じしない明るいキャラクターで人気が高く、引退ライブはもはや伝説。引退後は、そこにバッテリーの配球面を中心とした確かな分析力を加え、辛口ながら分かりやすい解説で人気を高めている。これまでの常識、定説に疑問を投げかけて大胆に打ち破るスタイルは、刺激的で面白い。
その他、根強い人気を誇るのが、立浪和義氏だろう。端正なマスクと爽やかな語り口、そして現役時代に培ってきた確かな野球力で選手を評価し、打撃面だけでなく、守備面や走塁面での解説も非常に納得できる。同じく内野手として活躍した仁志敏久氏も、現役時代から発揮して来た高い野球力を解説者としても披露し、その分析力は非常に的確で分かりやすい。若年代の侍ジャパン代表監督も務めており、その経験も「伝え手」として活きているのだろう。
ただ「面白い」と感じる基準は人それぞれ。解説の節々で「技術より気合、精神力」を訴える川藤幸三氏の解説は、威勢が良く、聞いている者を楽しくさせる。同じく福本豊氏の擬音語を連発しながらも自然体な解説も、時に笑えるほど楽しい。例えば居酒屋で「酒を飲みながら」試合を見る際には、小難しい話よりも、よっぽど“聞きやすい”と言えるだろう。
もうすぐ「令和」の時代を迎えるが、プロ野球の解説者も「昭和的な」と「平成的な」に分かれ、それぞれの楽しみ方がある。これから「令和的な」解説を作り上げ、新たな“楽しさ”を視聴者に届けてもらいたい。
2019年4月17日 17:00 サトペディア
人気バンド「MONGOL800」による楽曲を基にした映画「小さな恋のうた」の本予告映像が、このほどお披露目された。
全編沖縄ロケで撮影された本作は、同地で暮らす人々や、時には米軍基地内にも取材に入り、構想8年の末に完成したオリジナルストーリー。沖縄の小さな町に暮らす高校生たちが、バンド活動を通じ、仲間、親友、家族、フェンスを隔てた米軍基地に暮らす同世代の少女といった大切な人たちに“想い”を届けようとするさまを描く。「羊と鋼の森」「雪の華」の橋本光二郎監督がメガホンをとった。
3月20日に公開されたメイキングPVは、投稿後1週間足らずで37万視聴を突破(Youtube東宝オフィシャルチャンネルのみ)。4月4日に実施された沖縄プレミアでは、「MONGOL800」のお墨付きを受けて、主演・佐野勇斗をはじめ、共演の森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁が「小さな恋のうたバンド」(通称:ちい恋バンド)としてメジャーデビューを果たし、大きな話題を呼んだ。
お披露目された本予告映像では、主題歌「小さな恋のうた」にのせ、日本とアメリカ、フェンスで隔てられたことによって“2つの国”が存在する沖縄の“今”を活写。「青い海と空」という観光地としてのイメージとは異なる光景が描写されている。そしてそこに加わるのが、佐野らが演じる等身大の高校生たちの苦悩と葛藤だ。後半では、その思いをバネにするかのようにステージに立ち、「想いを伝えよう」として演奏する前向きな姿がとらえられている。
「小さな恋のうた」には、トミコクレア、金山一彦、佐藤貢三、中島ひろ子、清水美沙、世良公則が参加し、「MONGOL800」のメンバー・上江洌清作、儀間崇、高里悟もカメオ出演している。5月24日に全国公開。
A(スポーツ紙鬼デスク) それにしても王者・広島はひどいな。スタートダッシュ失敗どころか、12日の本拠地ヤクルト戦は2夜連続の大敗で3タテを食らって、開幕から4カード連続の負け越しも決まった。
B(スポーツ紙若手記者) 試合中に号泣する女性ファンや「緒方辞めろ」などと罵声を浴びせる鯉党も数多くいましたよ。
C(民放局敏腕ディレクター) 開幕から低迷している中で緒方孝市監督と佐々岡真司投手コーチの“対立”が表面化しているというんです。
D(プロ野球中継スタッフ) 佐々岡コーチは今季、2軍から1軍のメインスタッフに昇格。そのあおりを受ける形で昨季までベンチにいた畝龍実投手コーチがブルペン担当に押しやられた。この人事を決めたのは松田元オーナーともっぱらです。何しろ佐々岡コーチはオーナーが推する次期監督候補。だからこそ帝王学を学ばせたい意向もあったのでしょう。ところが、年上でも意見の言いやすかった畝コーチと昵懇の間柄だった緒方監督としては、抑え込まれてしまう佐々岡コーチとのやり取りは内心おもしろくはないはず。春季キャンプ中からぶんむくれ、佐々岡コーチと露骨にギクシャクしていたという証言も多数耳にしています。
E(ベテラン遊軍記者) ああ、緒方と佐々岡の“見えないバトル”は担当記者の間でわりと有名な話になっているぞ。投手起用は全部、佐々岡に任せっ放しで、意思疎通もほとんどないらしい。例えば、2日の中日戦で、7回表に長野久義が本塁打を打って1点勝ち越した裏のマウンドに上がったのは、フランスアではなく、ルーキー・島内颯太郎。相手ベンチの与田剛監督が笑ったほどの佐々岡独断起用で案の定の逆転負けだったな。
F(パ・リーグ関係者) 一方、パ・リーグでは、日本ハム・栗山英樹監督の暴走が失笑を買っている。“メジャーかぶれ”のオープナーな。
B リリーフ投手を先発で短い回だけ登板させて、2番手に先発投手を持ってくることで目先を変えたりする戦術ですね。
F あんなものは、使いどころがない斎藤佑樹を先発させるための“救済措置”だよ。その斎藤は4日の楽天戦に先発して、たった2回ももたず、2軍降格だな。3月がピークの“ミスター・マーチ”の面目躍如だよ。
E 確かに、オープナーはうまくいってないな。6日も西武打戦が先発の加藤貴之を打ちあぐねていたのに、3回に金子千尋が出てきた途端に一挙5点のメッタ打ち。西武ベンチからは「ありがとう」の声が出ていた。日ハムの選手たちも「意味がよくわかんないよ」と口をそろえてるって。